畳が古くなってきたから修理したいと考えても、「裏返し」「表替え」「新調」という3つの選択肢があって、それぞれの違いや費用がいくら違うのか判断に迷うことがあります。葛飾区をはじめ関東エリアで畳工事を検討されている方も、同じような疑問を抱えているのではないでしょうか。
ここでは、畳の裏返しがどのような施工なのか、そして表替えや新調とどう異なるのかについて、わかりやすく説明します。
畳の裏返しとは
畳の裏返し(うらがえし)は、現在使用している畳をひっくり返し、今まで隠れていた裏面を新しい表面として使う施工方法です。
畳は「畳表」と「畳床」「畳縁」という3つの部分で構成されています。このうち、実際に生活空間で見える表面が「畳表」です。畳表はい草や和紙などの素材で織られているもので、足で踏み続けることで日焼けや摩耗が進みます。しかし、畳をひっくり返すと、日光にさらされていなかった裏面がまだ使える状態で残っていることがあります。その裏面を新しい表として使用しよう、というのが裏返しの考え方です。
ただし、古い畳の場合や使用状況によっては、裏面も劣化していることがあり、すべての畳で裏返しが可能なわけではありません。
表替えとの違い
表替え(おもてがえ)は、裏返しとは異なる施工方法です。畳床(たたみとこ)という芯の部分はそのまま使用し、傷んだ畳表と畳縁をすべて新しいものに交換します。
主な違いと特徴
裏返しの特徴:
- 既存の畳をひっくり返して活用
- 施工期間が短い(1日程度の場合が多い)
- 費用が最も安い
- 裏面がまだ使える状態であることが条件
- 目安として10年以内の畳が対象になることが多い
表替えの特徴:
- 畳床は再利用し、表面のみ新調
- 好みの柄や素材を選択できる
- 施工期間は数日程度が目安
- 費用は裏返しより高い
- 畳床の状態が良好であれば、15年程度は対応可能な場合もある
表替えは裏返しで対応できない古い畳や、表面の傷みが深い畳に対して有効な選択肢です。また、い草の色合いを変えたい、畳縁のデザインを新しくしたいという場合にも表替えが適しています。
詳しくは畳表替えのページをご参照ください。
新調との違い
新調(しんちょう)は、畳全体を新しいものに交換する施工方法です。畳床、畳表、畳縁のすべてが新品になります。
新調が必要な場合
新調が検討される主なケースは以下の通りです。
- 畳床が腐食している、または虫害を受けている
- 畳床が大きく沈んでしまい、歩行時に足が取られる
- 畳全体が30年以上経過している
- 和室を大きくリフォームする際に、セットで新しい畳にしたい
新調では、最新の畳床素材(ポリスチレンフォームなどのボード床)を選ぶこともできるため、耐久性やメンテナンス性が向上することも多いです。
詳しくは畳新調のページをご参照ください。
葛飾区で畳工事を選択する際の判断基準
畳の状態を正確に把握するには、専門家による現地確認が不可欠です。葛飾区をはじめ関東エリアで和室リフォームや畳工事を進める際は、以下のポイントを参考にしてください。
裏返しの検討:
- 使用年数が10年以内
- 表面の日焼けや色褪せは見られるが、大きな傷や凹みがない
- 畳床がまだしっかりしている
表替えの検討:
- 使用年数が10~15年
- 畳床は良い状態だが、表面の傷みが明らかである
- デザインや素材を一新したい
新調の検討:
- 使用年数が20年以上
- 畳床が沈んだり、腐食の兆候がある
- 段差や不安定さを感じる
- 和室全体をリフォームしたい
葛飾畳店では、このような判断を含めた相談が可能です。現地を見たうえで、最適な施工方法をご提案します。
費用と工期の目安
一般的な相場ですが、葛飾区内での施工を想定した場合、関東間(約176×88cm)1枚あたりの費用は以下のような目安となります。
- 裏返し:3,000~5,000円程度
- 表替え:6,000~10,000円程度
- 新調:10,000~20,000円程度
工期については、裏返しなら当日~1日程度、表替えなら2~3日程度、新調なら3~7日程度が目安です。ただし、施工内容や現地の状況によって異なるため、具体的な料金目安や工期については、お問い合わせの際にご確認ください。
まとめ
畳の裏返しは、古い畳の裏面をまだ使える場合に活用する、最もコストパフォーマンスの良い選択肢です。一方、表替えは表面を新調して見た目も機能も一新する方法で、畳床がまだ使える状態の畳に適しています。新調は畳全体が古い、または床の状態に問題がある場合に選ばれます。
葛飾区をはじめ関東エリアで畳工事や和室のメンテナンスを検討される際は、現地の状況に合わせた最適な施工方法をご提案します。ご不明な点がありましたら、葛飾畳店までお気軽にお問い合わせください。
