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賃貸・原状回復2026年7月14日

埼玉県の賃貸物件における原状回復と畳工事の基礎知識

賃貸住宅を退去する際、ほとんどのケースで「原状回復」が求められます。特に和室がある物件では、畳の状態が査定に大きく影響します。しかし、どの程度の補修が必要なのか、何にどれだけの費用がかかるのか、多くの方が不安を感じているのではないでしょうか。

そこで、退去前に押さえておきたい原状回復と畳工事の基本を整理しました。埼玉県・関東エリアでの事例も交えながら、費用の目安や工事の種類の選び方を解説します。

原状回復とは何か

原状回復とは、賃貸物件を退去する際に、借主が物件を元の状態に戻す義務のことです。これは民法(民法621条などの原状回復に関する規定)に基づくもので、退去時の原状回復トラブルは多くの消費者相談の対象になっています。

重要なポイントは、「元の状態」とは「入居した時点の状態」を意味することです。通常の使用による劣化(畳の日焼けなど)まで復原する必要はありませんが、過度な汚損や破損は借主が負担する傾向にあります。

通常損耗と特別損耗の違い

  • 通常損耗: 日常生活を送っていれば自然に生じる劣化。家主負担が原則
  • 特別損耗: 不注意や過度な使用による破損。借主負担となることが多い

畳の場合、軽微な色褪せは通常損耗ですが、タバコの焦げ跡やシミ、深い傷は特別損耗と判断されやすいです。

畳工事の3つの主要な方法

賃貸物件の原状回復に関わる畳工事は、大きく分けて3つあります。

1. 畳の表替え(おもてがえ)

表替えは、畳の表面(畳表)と周縁部(縁)を新しいものに交換する工事です。畳の芯(畳床)はそのまま使用します。

適用される場面:

  • 表面の日焼けやシミが目立つ
  • 軽微な傷や汚れがある
  • 入居時からの経年劣化が主な原因

賃貸の原状回復では最も頻繁に依頼される工事で、コスト面でも負担が軽いのが特徴です。畳表替えの詳細は専門ページをご参照ください。

2. 畳の裏返し(うらがえし)

表面をまだ使える状態の場合、畳表を裏返して使用する方法です。表替えより安価で済みます。

適用される場面:

  • 入居期間が短く、表面がまだ健全な状態
  • わずかな汚れや色褪せ程度

ただし、一度裏返したあとは再度の裏返しはできず、最終的には表替えか新調が必要になります。

3. 畳の新調(しんちょう)

畳全体を新しいものに交換します。畳床から畳表、縁まで全て新しくなります。

適用される場面:

  • 畳床が腐食している、虫害がある
  • 深刻な破損や沈み込み
  • 古い建物で畳の寿命が尽きている

新調は費用がかかりますが、完全に問題が解消される利点があります。

埼玉県での原状回復工事の現状

埼玉県・関東エリアは木造の中古賃貸物件が多く、和室を含む間取りの物件がいまだに多くあります。特に川越市、所沢市、春日部市などの地域では、古い和室を抱える物件からの原状回復依頼が絶えません。

埼玉での一般的な相場感は以下の通りです(あくまで目安で、現地確認のうえ正式見積を提示します):

工事内容1帖あたりの目安費用
裏返し3,000~5,000円
表替え8,000~15,000円
新調15,000~30,000円

素材グレード、搬出搬入の難易度、物件の立地によって大きく変動します。料金目安の詳細も参考にしてください。

原状回復時の畳工事の流れ

現地確認と見積もり

まず、物件を訪問して現在の畳の状態を確認します。この段階で通常損耗か特別損耗かを判断し、最適な工事方法を提案します。

工事の実施

決定した工事(表替え・裏返し・新調)を実施します。埼玉県内での工事であれば、一般的に1~2週間での対応が可能です(繁忙期や工事内容による)。

竣工と引き渡し

工事完了後、物件を確認いただき、引き渡しの準備を整えます。

トラブルを避けるためのポイント

退去前に早期相談を

退去決定後、できるだけ早い段階で原状回復について相談することが重要です。オーナー側の要求水準が不明な場合、専門家の意見を聞くことでトラブルを防げます。

写真記録を残す

入居時と退去時の写真を残しておくことで、「どこまでが入居時の状態か」を客観的に示せます。

自己判断で修復しない

DIYで修復しようとすると、かえって状態が悪化し、費用がかさむことがあります。プロに相談する方が結果的に安上がりになる場合が多いです。

関連サービスのご案内

埼玉畳店では、埼玉県・関東エリアの賃貸物件向け原状回復サービスを提供しています。

各種の畳工事サービス和室リフォームにも対応しており、複合的なご要望にお応えすることが可能です。施工対応例もあわせてご覧ください。

まとめ

賃貸物件の退去時における原状回復と畳工事は、適切な判断と早期相談が鍵となります。表替え、裏返し、新調の3つの方法から、物件の状態と予算に応じた最適な選択肢を選ぶことで、費用を抑えながら計画的に対応しやすくなります。

埼玉県・関東エリアで原状回復に関するご不安がございましたら、ぜひご相談ください。物件の状態を正確に把握し、貴社の立場に寄り添ったご提案をさせていただきます。

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